清潔感

男性の体毛はどこまで処理する?30代・40代の身だしなみとして考える基本

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腕やすねの体毛を確認する30代・40代男性のイメージ

すね毛が目立つ、腕の毛が濃い、胸や腹の毛が気になる。どこまで手を入れるかは、剃ってしまう人もいれば、短く整える人も、何もしない人もいます。

検索すると「ここまではやるべき」という線を引いた記事が並びます。ただ、その線は誰かの基準で、自分の基準ではありません。

この記事では、どこまで処理すべきかを決めません。気になっている部位と、その部位をどうしたいかを分けて考えられるように整理します。

先に書いておきます。体毛が濃いことを不潔だとは考えていません。処理することを前提にもしません。

扱うのは体幹と手足の毛です。ヒゲ、眉、耳や鼻の毛は、部位も道具も変わるため、この記事では扱いません。服装や他人の評価も扱いません。

「どこまで」に共通の正解はない

「どこまで」に共通の正解はありません。決められるのは、自分がどの部位を、どの状態にしておきたいかというところまでです。

他人がどう見ているかを基準にしない理由もあります。手元にある調査は、企業や施設が自社サイトで公表しているもので、回答者数や設問が示されていないもの、数値が図の中にあって引用できないものが混じっています。順位の根拠には使えません。

この記事での言葉の使い分け

この記事では言葉を3つに分けて使います。剃る(皮膚の表面で切る)、整える(長さを残して短くする)、減らす(毛そのものの量を変える方向)。同じ「処理」でも、やっていることが違います。

どの部位が気になっているかを分ける

気になっている部位から見てください。押すと、その部位の説明へ移動します。

どの部位も、処理すべきかどうかをこの記事では決めません。並び順は体の下から上で、優先順位ではありません。指やうなじが気になる人もいます。挙げていない部位も同じ考え方で整理できます。

すね毛

面積が広い部位です。すべてなくすのか、短く整えるのか、そのままにするのかで、決めることが変わります。

決めておくと迷いにくいのは、短くするのか、なくすのかの区別です。短く整える場合は「何ミリまで残すか」、剃る場合は「どのくらいの間隔で繰り返すか」が続けられる範囲かどうかを先に考えます。

腕

半袖やシャツをまくったときに見える部位です。手の甲や指まで含めて気にする人もいます。

決めるのは範囲です。腕全体なのか、手の甲や指まで含めるのか。ここを先に決めておくと、道具を選ぶときに迷いにくくなります。

胸・腹

服を着ているときは見えず、脱ぐ場面で気になる部位です。気になるのが量なのか、服からのぞくことなのかで、必要な処理が変わります。

全部なくすのか、服からのぞく範囲だけにするのか。範囲を決めるところまでで足りることもあります。

背中・肩

自分の目で確認しにくく、手も届きにくい部位です。ここだけは自分で処理しないという選択も現実的です。

人に頼むか、届く道具を使うか、そのままにするか。この3つで考えると整理しやすくなります。

ワキ

衣類で隠れる部位です。剃る人も、短く整える人も、そのままの人もいます。

決めるのは、なくすのか短く整えるのか。他の部位と分けて決めてかまいません。

処理する・整える・そのままにする

処理する

剃って、なくす方向

整える

長さを残して短くする方向

そのままにする

何もしないという選択

処理する、整える、そのままにする。この3つは並列です。どれかが上ということはありません。

そのままにするのも選択です。何もしない状態を放置と呼ぶ理由は、当サイトにはありません。

決めるのは部位ごとでかまいません。すね毛は短く整えて、背中は何もしない、という組み合わせでも矛盾しません。

方法ごとに、使う前に確認すること

方法ごとに、やる前に確認しておくことを並べます。どれが優れているかは書きません。効果や安全性を部位ごとに比較できる根拠を、今回確認した範囲では持っていないためです。

剃る

皮膚の表面で毛を切る方法です。道具にはカミソリや電気シェーバーがあります。

皮膚科のリファレンスである DermNet は、剃刀負けやブツブツ(擬似毛包炎)について、ヒゲの部位に多いとしたうえで、剃ったり抜いたりした部位ならどこでも起こりうるとし、ワキ、陰部、脚を挙げています。つまり、顔だけの話ではありません。

同じ資料は、繰り返している人向けの予防として、毛の流れに沿って剃る、同じ場所を2度剃らない、切れる刃を使う、皮膚を引っ張らない、という点を挙げています。症状が出ていない人にも当てはまるかどうかは書かれていません。赤みやブツブツが続く場合は、医療機関へ相談する選択肢があります。

確認するのは、刃の状態、同じ場所を何度も往復していないか、剃ったあとに赤みが出ていないかの3つです。

短く整える

長さを残して短くする方法です。ボディ用のトリマーやアタッチメント付きのシェーバーで、何ミリ残すかを選びます。

確認するのは、その道具が何ミリから何ミリまで設定できるか、使いたい部位に対応しているかの2つです。製品ごとに設定できる範囲は違います。

除毛クリーム

毛を溶かす成分で処理する方法です。当サイトでは成分や安全性を評価していません。

使用できる部位や使用時間などは、使用する製品の表示・注意書きを確認してください。

ワックス

粘着物で毛を根元から引き抜く方法です。こちらも当サイトでは評価していません。

使用できる部位や使い方は、製品の表示・注意書きを確認してください。DermNet は、擬似毛包炎が毛を抜いた部位でも起こりうるとしています。

毛を減らす方向(家庭用機器・医療)

毛そのものの量を変える方向です。家庭用の光美容器と、医療機関で受ける脱毛があります。

家庭用機器は、製品ごとに使える部位が決められています。たとえばパナソニックは、公式の使い方ページで両脚・両腕・ワキ・手・胸・腹・顔・VIOを使用できる部位として挙げ、あらかじめ剃ってから使うこと、日焼けした肌では使えないこと、最初にパッチテストを行うことを指示しています。これは一例で、製品ごとに条件は違います。自分の製品の取扱説明書で確認してください。

医療の側には、法律上の線引きがあります。レーザーなどの強い光を毛根部分に照射して毛乳頭等を破壊する行為について、厚生労働省の通知(医政医発第105号、2001年)は、用いる機器が医療用であるかを問わず、医師が行うのでなければ医師法第17条に違反するとしています。部位を限定した記述ではありません。

もうひとつ。米国FDAの審査文書(510(k) K180353)では、permanent hair reduction は、施術完了後6・9・12か月の時点で測定した、再生してくる毛の本数の長期的かつ安定的な減少として定義されています。毛が完全になくなることではなく、再生する毛の本数が長期的・安定的に減ることを指す定義です。

いま気になっていること次に確かめること
量が多いのか、長さが気になるのか分からない短くするのか、なくすのか。言葉を分けるところから
剃るとブツブツや赤みが出る刃の状態と、同じ場所を2度剃っていないか
続けられるか不安どのくらいの間隔で繰り返すことになるか
自分では手が届かない部位があるその部位は誰が行うか。そのままにするかも含めて
家庭用機器を考えているその製品の取扱説明書で、使える部位と使う前の準備
医療機関での脱毛を考えている施術の可否や回数は医療機関で確認する

この表は、対策の優劣を示すものではありません。この記事は医学的な判断をしません。

道具を選ぶ段階になったら

道具を選ぶ段階に入ったら、仕様を同じ項目で並べた記事を用意しています。防水かどうか、何ミリに設定できるか、電源が充電式か乾電池式か、といった公表値で比べられます。その記事が男性用ボディシェーバーを同じ項目で比較です。

ただし、この記事では特定の商品を挙げません。どの部位を、どの状態にしたいかが決まっていない段階で道具から入ると、選ぶ基準がないまま選ぶことになります。

40代で変わることはあるのか

40代を対象にした調査は見つかりました。ただし内容は耳毛・鼻毛・眉といった顔まわりの毛に限られており、すね毛や胸の毛など体幹・四肢の数値は含まれていません。

したがって、40代だから体毛を処理すべきだとは書きません。年代による変化があるかどうかも、確認できた範囲では言えません。

まとめ

気になっている部位と、その部位をどうしたいか。決めるのはこの2つです。

剃る、整える、そのままにするのどれを選んでも、当サイトは順位を付けません。方法ごとに確認することだけを並べました。

全部の部位を一度に決める必要もありません。ひとつ決めて、必要ならここへ戻ってきてください。

ヒゲ・肌・髪・眉なども含めて身だしなみ全体を整理したい場合は、40代男性の清潔感は何から変える?も参考にしてください。

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